四国の旅 高知編

先週は5/3-4の一泊で、四国は高知、松山へ旅をしてきました。

四国行きを決めたのは直前の5/1。
5/3はGW4連休の初日で、宿も「あるわけないでしょう?」という検索結果だったのですが
たまたまキャンセルが出たのか、幸運にも割とあっさり道後温泉の宿が取れました。
飛行機も行きが残り数席とギリギリだったものの確保できまして
無事に旅立つことができましたよ。

・・実際はもっとバタバタしていて
深夜バスで四国入りするはずだったのが、ミスで直前キャンセルしてしまって
前日夜にあわてて飛行機予約したり、株主優待券を買いに走ったりしていましたけどね。。

それはともかく!まず初日は高知です。
高知は前々から行きたいと思っていたのです。
ここ数年は坂本龍馬オシがパネェイメージのある高知ですが
私の場合、小説「海がきこえる」の舞台であるから、というのが一番の理由です。
要は聖地探訪というやつですね。いやはや懐かしいですね。
行く前にTSUTAYAでDVDレンタルして復習してしまいましたよ。

まあ聖地探訪だといって、何を見に行くんだとか気張るところはなくって
普通に観光して、街の雰囲気を味わえればそれで良いかという
ゆるい感じで行って来ました。

以下はその旅のきろく。

飛行機で高知入り

10:00 高知龍馬空港へ到着するといきなり龍馬のお出迎え。

外へ出ると、高知駅行きのバスが待っていました。
事前の調べでは10:45までバスが無いようだったので、どうしようかと思っていましたが
聞いてみたら飛行機が到着するのを定刻を超えて待っていてくれたとのこと。
GWでお客さんが多かったからなのかもしれません。
迷わずバスに乗り込みました。

20分ほどバスに揺られると、もう市街地。
はりまや橋付近で途中下車。

まずは定番桂浜へ

さてここからがスタート。まずは桂浜へ向かいます。

高知駅から桂浜へいくバスが出ているはずなので
そのルートを探してバスに乗り込もうとバス停を探していたら
タクシーのおっちゃんに声をかけられました。

おっちゃんの話を要約するとこんな感じ。
・この4連休の初日は桂浜へいく道がすごく混んでる
・でも俺は裏道を通って行くので大丈夫
・さっき乗せたお姉ちゃんにも喜ばれたんだぜ
ってことで、しきりにタクシーを薦めてきます。

ちょっと考えて、今日はあまり時間に余裕も無いので乗せてもらうことにしました。
うまくノせられた感もなくはないのですが、
実際20分ほどで到着したので、時間が節約できたのは確かです。
でもタクシーを使うなら空港から直接行けば良かったとは思いました。
どうせなら空港で声をかけてくれたら良かったのに。

それと、おっちゃん。セールトークが長くてなかなか降ろしてくれませんでした。
鍾乳洞をやたら薦められたり、待っててあげるからいろいろ案内するよとか。
おっちゃん、さっきは「このあと人を迎えにいく予定があるけど間に合うかなー?」とか
忙しい、出来る運転手風に語っていたのに、その客はどうするんだと突っ込みたくなりましたが
軽やかに断って、ようやく浜に降り立つときが来ました。

さあ、これが!

桂浜か!

水も、砂浜もキレイ!

おっちゃんには、砂浜があるだけよ?とか言われたけど
実際そうかもしれないけど、やっぱりキレイだなーと思いました。
どこを切り取っても絵になります。

高いところから浜を眺めるのも気持ちがいいよー
天気も良くて、気温も20°くらい、風も心地よい、最高のコンディションでした。

いつまでもここでボーっとしていたい気分になりますが
そう、時間がなかった。1時間ほど滞在して高知駅行きのバスに乗り込みました。

名物かつおのたたき

結局、駅に戻ってきたのは13:30でした。
帰り道は混んでいませんでしたが、多少遠回りをするのもあって1時間ほどかかりました。

高知に来たんだったら、かつおを食べておきたかったので、ここで昼食に。
入ったお店は鶴巴良。ちょっとお高い感じの店で。
かつおのたたきや、かつお丼、デザートにアイスクリンなど高知の名物が揃ったものを注文。
やはり本場物はいいですなあ。
たたきもいいのですが、胡麻和え風?に仕立てられたかつお丼が特においしかったです。  

いざ高知城

腹ごしらえが済んだところで、やはり高知城には行っておかねばならないでしょう。
駅からもさほど遠くないので、そのまま歩いて向かいます。

高知公園にたどり着き、石垣を何度も越えていきます。けっこう登ります。

ようやく入り口。中に入ります。

開放的な回廊があり、気持ちがいいです。
高知城は本丸の建物が完全に残る唯一の城らしく雰囲気がいいですね。

最上階の展望。
山が近くて、意外と展望が開けないんですね、これが。
なんとなく海が見えるイメージを持っていましたが、そんなことはなく残念。

帰り道、ここが一番いい写真が撮れると言われてた場所から。
海がきこえる」でも同じカットがあったはずです。

海がきこえるの舞台を歩く

高知城を見終えた段階で1時間ほど時間があったので、街をぶらつくことにしました。

高知公園を出てまっすぐ歩くと学校が見えました。
この時計台は!アニメ版で出てきたやつですよね。

ふと思い立って鏡川のほうへ歩いて行きました。
小説でも鏡川という名前が印象によく残っています。

そしてこの橋は・・?

やはりこのカット。
小説の挿絵で拓が自転車が降りてくるところですよね。
これが見られただけですごく満足です。

他は、これといって海がきこえる的なものは見つかりませんでしたが
のんびり歩いて街を十分に感じてきたのでそれでオッケーです。

 
そんなところでバスの時間が近づいて来ました。
これから松山へ向かいます。時間は16:30

つづく→松山編

海がきこえる (徳間文庫)

海がきこえる (徳間文庫)

ちなみにこれは文庫版ですが、ハードカバー版の近藤勝也氏イラストの表紙のほうがいいですね